世話人挨拶
いとうデンタルクリニック
伊藤智美
岐阜市のいとうデンタルクリニックの伊藤智美です。12年前に柏井さん主催のインフェクションコントロール研修で初めてスウェーデンを訪れ、それまでの感染管理の常識が不適切だったと気づきました。以来、勉強を始めてWDとクラスB滅菌器導入に伴い医院をリニューアルし、第2種滅菌技士も取得しました。コロナ禍の昨今、改めて感染管理の重要性を感じます。世話人にお声掛けいただき感謝します。どうぞよろしくお願いいたします。
近畿地区 フリーランス・歯科衛生士
下川床里美
私が感染管理に興味を持ったのは、2013年インフェクショントレーニングコースのスウェーデン&ドイツに参加し、海外研修で学んだ事がきっかけです。
gkeという洗浄や滅菌インジケータの会社を訪問、講義を受けました。滅菌器にものを入れてスイッチを押したら、滅菌出来ていると思っていたのですが、「滅菌が不完全な場合もある」という事を学びました。
『オートクレーブは、魔法の箱ではありません!』という言葉が衝撃的でした!
自分の知識の無さに愕然とした瞬間でした。それ以来勉強していますが、感染管理は知れば知るほど、奥が深く今も悩む事があります。
ですから、このような場でたくさんの仲間と勉強できるのは、有意義な経験に繋がるので、今からとても楽しみです。
医療法人社団みかみ歯科・矯正歯科医院
三上 格
北海道・東北地区の世話人をさせて頂きます三上 格です。歯科衛生士さんは“感染管理”のキーパーソンです。歯科診療の現場で“感染管理”は、できていて当たり前の事と捉えられていますが、毎日の診療に追われておざなりになっていませんか。当研究会では、患者さんが安心して歯科診療を受けて頂けるよう、グローバルな視点から 感染管理の基礎を学び、会員相互の情報交換を通じて、100%の自信を持って実践できる質の高い歯科衛生士の育成を目指しております。歯科医師の立場から皆さんを導きたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。
ブローネマルク・オッセオインテグレイション・センター
山口千緒里
はじめまして。歯科衛生士の山口 千緒里と申します。ブローネマルク・オッセオインテグレイション・センター(インプラント専門外来)に30年勤務しております。生体内に異物を埋め込んで残してくるインプラント療法という特性から感染管理に対しては以前から医院全体で取り組んでおります。コロナ禍になり、歯科特有の感染対策や疑問点も多く、個人防護具の取り扱いは何が正解なのか? シンプルにスタッフ全員で共有するためにはどうしたらよいか? そんな日常の疑問を解決したいと思います。一緒に学びましょう!
インプラントクリニックかまくら歯科
篠原こずえ
現在、愛媛インプラントクリニックかまくら歯科という一般歯科診療所で勤務しております篠原こずえと申します。日本国内ではだ「スタンダードプリコーション」
が認識不足であり、各クリニックでの格差があります。その要因として、情報の発信不足と
わかりにくさがあるのではないかと思います。私たちが当たり前だと思っているラインは実はごく一部であり、日本全国でも食器用洗剤で処理し、肝炎の患者さんだと騒いで区別している医院は多くみられるのではないでしょうか。本研究会において、まずは情報の発信源 となり、エビデンスを通じて、日本の歯科医療における感染管理の水準を底上げし、「日本統一」となる基準を共有できることを目指していきたいです!!
馬見塚デンタルクリニック
松尾明子
東京都中央区にある馬見塚デンタルクリニックで歯科衛生士をしております。歯科衛生士歴6年目になりました。これまでに一般診療のアシスタント、予防処置、インプラント治療や訪問歯科に携わっています。第二種滅菌技士の資格を取得したのは2021年で、まだまだ学ぶところばかりです。実際の滅菌管理や現場での応用など、教科書上ではわからないことばかりです。生きた知識をこの研究会を通じて学び、実践に生かしていきたいと思います。
医療法人社団みかみ歯科・矯正歯科医院
西東聖子
北海道・東北地区の世話人 西東聖子です。“感染管理”は医療人として一番に取り組み、実践していかなければならない分野です。こんな時だからこそ基本に戻り、正しい情報や知識を習得して臨床での実践を今一度、見直してみませんか?本研究会では地元に居ながらでも全国の仲間と情報交換ができオンラインセミナー等から学びが得られます。私も世話人ではありますが、皆様と一緒に学び向上できます事を楽しみにしております。北海道・東北の方々の多くのご参加をお待ちしております。どうぞよろしくお願い致します。
馬見塚デンタルクリニック
太田知歩
東京都中央区にある馬見塚デンタルクリニックで歯科衛生士をしております。第二種滅菌技士の資格は2019年に取得し、院内の感染管理の見直し等を任されるようになりました。歯科衛生士としては主に予防歯科と訪問歯科診療に携わっています。院内の感染管理だけでなく院外での訪問歯科診療時の感染管理なども含め、皆さんと一緒に学び安全な医療の提供につなげていきたいと思っています。
熊本インプラントセンター 添島歯科医院
嶋﨑恵子
熊本インプラントセンター 添島歯科医院 嶋﨑恵子と申します。毎日の臨床業務でかかせないのが標準予防策(スタンダードプリコーション)です。私達は、臨床で遭遇する様々な場面において感染対策、または管理していくことを瞬時に判断し実践する必要性があります。歯科医療の安心、 安全を確実なものにするために 、皆さんと共に適正な感染管理を学べる本研究会からは 、日常業務に大変役立つ滅菌に関する知識や技術水準などの情報が発信されます。是非、一緒に知識のアップデートをしていきましょう!
はった歯科・小児歯科クリニック
八田聖子
この度、九州地区の世話人を務めさせていただくこととなりました、熊本市の開業医にて勤務しております八田聖子と申します。超高齢社会においては医科との連携が不可欠であると考えられ、さらに新興感染症の脅威に晒された昨今、より一層の医療に対する安心安全が求められています。患者さまが安心して歯科を受診することで、健康な口腔内状態を維持するお手伝いができるように口腔内外の感染管理や器具の滅菌業務など、明日からの日常業務に役立てていただけるような研究会にしていきたいと考えています。
会員の皆様が参加しやすいように、さらに研究会として議論を活発に行っていきたいと思います。この研究会で有用な奥深い学問を学ぶことで今後の歯科界全体の活性化に繋がり、社会に貢献できるだろうと期待しています。
日本歯科大学名誉教授
又賀 泉
今まで感染管理に関しては、口腔外科学講座の教授として臨床と基礎研究および学生教育に、また短期大学学長として歯科衛生士教育に係ってきました。とくに卒後研修においては、インフェクションコントロールドクター(ICD OP-0001)として学んできましたが、2017年定年退職後は、あらためて日常臨床における抜歯など基本臨床の感染管理を見直しています。今後はこの機会にさらにグローバルな医科歯科における感染管理を一緒に学びたいと思っておりますのでよろしくお願い申し上げます。